2026/01/20 10:43
「ホワイトゴールドは“プラチナの代替”ではなく、“新しい白”を創造した」
ジュエリーの素材には、それぞれが背負う物語があります。
ホワイトゴールドにまつわる物語も、
よく知られる“戦時下の代替素材”という説明の奥に、もうひとつの繊細なレイヤーが隠れています。
一般的には、
プラチナが軍需物資となり使用が制限されたため、
白い金属を求めて生まれた――
そんな語られ方をすることが多い素材です。
けれど宝飾史を丁寧に読み解くと、
その背景にはもっと美学的で、
デザインの核心に触れるような視線が存在していたと考えられています。
それは、
“白の中間にこそ、美が宿る”という感性。
プラチナが持つ冷たく研ぎ澄まされた白。
銀(シルバー)が纏う、やわらかくも変化しやすい白。
そのどちらでもない、
肌に寄り添うようなニュアンスの白を求めた人たちがいた という説です。
金をベースにしながら、
そこに白色金属を少しずつ混ぜ合わせ、
金属の色を“調香”するように白をつくり出す。
その過程はまるで、新しい光の温度を発明するための実験のようでした。
こうして生まれたホワイトゴールドは、
機能のための代替ではなく、
白という色彩の可能性を拡張するための創造行為
という側面を持っています。
職人たちは、
「強さ」ではなく「余白」を感じる白を求めました。
眩しさではなく、静かに滲むような光。
肌に溶け込み、装いの中で音のしない輝きを放つ白。
その美学は、時代を超えて、
現代のデザインにも静かに連なっています。
MONICEがホワイトゴールドに惹かれるのも、
まさにそのニュアンスの豊かさがあるからです。
ただ白い金属を選ぶのではなく、
白そのものの表情に“意図”を宿すという感性。
素材を“色”として扱う。
その色を“思想”として扱う。
ホワイトゴールドは、
そんなデザインの営みから生まれた、
ひとつの新しい白の哲学なのです。
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